元埼玉県警刑事
資格: 警備員指導教育責任者(2号・4号)、防犯設備士、特殊無線技士、防火管理者、食品衛生責任者、合気道3段、剣道3段、行政書士
暴力団担当として豊富な経験と実績
大学で電気工学を専攻したものの「太陽に吠えろ」や「西部警察」を観て、正義の味方への思いが強くなり、卒業後は迷わず刑事を目指し埼玉県警に入りました。警察学校を優等賞で卒業し、交番勤務を経て、詐欺、横領、選挙違反などを扱う部署に所属。さらにその後、1992年(平成4年)に暴力団対策法が施行されることになり、捜査4課の辞令を拝して暴力団対策準備室へ配属されました。
そこから退官するまで、暴力団対策第一課、暴力団対策第二課、薬物銃器対策課、暴力団対策課、最後は組織犯罪対策課と、ほとんどの年月、暴力団担当として、暴力団の絡む殺人、詐欺、窃盗、銃器、薬物などの事件を担当しました。
また、独自のルートで情報収集を行い、県内にとどまらず全国の暴力団の実態について解明してきました。
警察OBだから分かるというわけではない、警察の仕組みと実情に精通
若い時から政財界への人脈を持ち、違った角度から警察社会を生き抜いた変わり者で、余力のある50歳を機に退職、政治の道へと進み、永田町で1年勉強したのち、2009年(平成21年)、「民間警察」セーフティ・プロを立ち上げました。
私が目指しているのは、警察や弁護士、従来の警備会社では対応が難しいグレーゾーンで困っている個人や企業をサポートすることです。時には警察との橋渡しも重要な仕事になります。
私をはじめ社内には多くの警察OB、それもいわゆる管理職ではなく、叩き上げの現場経験者が揃っています。だからこそ、現場の警察を動かすためのコツやノウハウが分かっているのです。
警察にスムーズに動いてもらうには?
よく、「警察に相談してもなかなか動いてくれないという声」を聞きます。しかし、警察は困ったり苦しんだりしている人をあからさまに拒絶し、何もしないということはありません。正義の名のもと、国民を守るため全力で与えられた任務を遂行しようとしています。
しかし、警察の現場は多忙を極めており、毎日掛かってくる膨大な110番のうち3割は単なる問い合わせや相談、いたずらなどです。また、警察は巨大組織であり、仕事のできる人間もいれば、そうでもない人間もいます。
そうした中で、スムーズに警察と連携してトラブルを解決するためには、証拠の確保と「どうしてほしいのか」という意思表示がとても重要です。このような基本的なところからサポートできる点が、私たちの強みであり、他にはない特徴です。